医療経営情報
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文書作成日:2018/04/30


 職員の募集や定着のために、賃上げを行う医療機関は少なくありません。ここでは今年2月末に発表された調査結果(※)から、平成29年6月分の看護師の平均給与を年齢階級別にみていきます。




 下表から、看護師男性の“きまって支給する現金給与額”(以下、現金給与額)は、平均で34.5万円となりました。年間賞与その他特別給与額(以下、年間賞与等)は76.9万円で、年収に換算(現金給与額×12+年間賞与等)すると491.2万円となりました。

 年齢階級別にみると、現金給与額は30代になると30万円を超え、50代で40万円を超える金額になっています。その後60歳を超えると20万円台に下がる形になりました。年収換算では50〜54歳の638.6万円が最も高く、その前後の年齢階級である45〜49歳と55〜59歳が、500万円台で続いています。






 看護師女性の現金給与額は、平均で31.7万円、年間賞与等は63.3万円で、年収換算では443.9万円になります。

 現金給与額は35歳を超えると30万円台になり、その後69歳までの各階級で30万円台となっています。年収換算では55〜59歳が487.2万円で最も高く、次いで50〜54歳が471.4万円となっています。なお35〜69歳の各階級で400万円台となっています。



 自院の給与水準の把握はもちろん、中途採用時の給与や既存職員給与の変更時等の参考に活用されてはいかがでしょうか。

(※)厚生労働省「平成29年賃金構造基本統計調査
 5人以上の常用労働者を雇用する民営事業所及び10人以上の常用労働者を雇用する公営事業所から都道府県、産業及び事業所規模別に一定の方法で抽出した78,248事業所を対象とした調査です。年間賞与その他特別給与額は前年分になります。ここでは10〜99人規模の事業所のデータを紹介しています。


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