会話形式で楽しく学ぶ税務基礎講座
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文書作成日:2017/11/10



 今年の年末調整の注意点を教えてください。


出演:  ・・・M社 経理部 まい   ・・・顧問税理士



― M社 会議室にて ―

M社経理部まいと顧問税理士が、打ち合わせを行っています。




 今年も年末調整の時期がやってきましたね。




 あー。
 またきましたね。
 こなくてもいいのにな。
 …って、昨年も同じこと言ってますよね?




 そうですね。




 はっ!
 もしかして、今年も何かあるのですか?




 そうですね。




 えぇ〜!!




 そんなに怯えなくとも。
 大きな話ではなく、細かな話です。具体的には、給与所得控除額の上限が引き下げられていることです。ただし、ここは既に毎月の源泉徴収で調整されていますので、問題はありませんね。




 何だ。
 驚かさないでくださいよ。




 御社の場合、マイナンバーは扶養控除等申告書に記載しませんしね。




 そうですね。
 一定の帳簿の作成と保存をしていますから、扶養控除等申告書への記載はありません。




 あとは、今年の年末調整には直接関係ありませんが、同時に確認する平成30年分の扶養控除等申告書にご注意いただくことでしょうか。
 これまでと記載すべき配偶者の対象範囲等が変わりますからね。




 そのことでしたら以前教えていただきましたので、大丈夫ですよ。
 対象者へは注意点等のお知らせを渡しましたし。
 実際に確認してみて疑問点が生じたら、お聞きします。そのときは宜しくお願いします。




 承知いたしました。




 では、年末のスケジュールですけど。




 はい。
 今年の12月23日、祝日は土曜日ですから3連休などにはなりませんが、23・24が土日、30・31も土日ですから、御社の末日給与振込は29日になりますよね。そこから逆算していくことになります。




 ですよね。
 そうなると、できれば25日までに各人の年末調整による精算額を知りたいので…。




 たしか御社の給与は、毎月15日締めでしたね。




 そうです。
 …あ、今年は16日が土曜日かぁ。
 そうなると、19日までに12月分の給与を確定させないと、厳しいですよね?




 そうですね。
 まぁ、20日までにご連絡いただければ、25日までに精算額をお知らせすることは可能かと思います。
 ただ、それまでに各人の年末調整の書類が揃っていることが大前提ですよ。




 じゃあ、今年はそのスケジュールでお願いします。




 承知いたしました。


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