文書作成日:2021/12/05

人は、普通に生活をしているだけで、食事や呼吸などを通して体内に有害なものを溜め込んでいるもの。デトックスによって、身体に蓄積しているものをどんどん追い出し、キレイな状態を取り戻しませんか。
呼吸から取り込んでしまう有機化学物質やタバコの煙、飲食によって体内に入る大型魚の有機水銀や古い水道管のニッケルなど、私たちの身体には、知らず知らずのうちに有害物質や毒素が蓄積されています。これらを溜め込むことによって、身体のむくみ、慢性的な肩こりや冷え性、肌荒れ、疲れなど、不調が現れることもあります。
口にするものは、次のような基準で選ぶようにすると、安全性を高めることができます。
- 「魚介類」 小型の魚を選び、えら・はらわたは取り除き、ダイオキシン汚染などの害を少しでも軽減する。
- 「野菜・果物」 有機や無農薬、減農薬の野菜・果物など、できる限り農薬を減らしたものを選ぶ。
- 「肉類」 基本は国産肉を選択。海外の肉類の場合は、飼料の残留農薬やホルモン剤不使用など、厳格な安全基準のあるものを選ぶ。
- 「水」 調理や食事の際には、ウォーターサーバーやミネラルウォーター、浄水器を通した水を使うようにする。
- 「加工食品・飲料」 ほとんどの加工食品や加工飲料には添加物が入っているので、なるべく選ばない。特に、袋麺、スナック菓子、加工肉などの摂りすぎには要注意。

どんなに気をつけても、現代社会で有害物質をゼロにするのは難しいもの。一度、取り込んでしまったものは、次のような方法でどんどん排出し、健康を守りましょう。
- 「水分を摂る」 1日1〜2リットルを目安に水分を摂り、尿によって不要な物質を排出。あまり神経質にならず、お茶や野菜ジュース、コーヒーなど、お好みの飲み物でもOK。
- 「汗をかく」 運動や半身浴などでしっかり汗をかき、体内の老廃物や不要な物質も一緒に追い出す。最近、人気のサウナに通うのも新陳代謝が活発になり、デトックス効果も抜群。
- 「食材を味方に」 青物の野菜やニンニク、しょうが、ネギなどの薬味は、不要な物質を排出しやすい。トマトやイワシ、味噌、ぬか漬けにした野菜類は毒消しとして期待大。食物繊維が豊富なゴボウ、ニンジン、こんにゃくも便秘解消につながり、不要な物質を排出する手助けに。
- 「胃腸を休ませる」 食事をするのは、食べたものをしっかり消化し、空腹を感じてから。胃腸を休ませる時間を持つことで、本来の力を引き出すことになり、毒出しもスムーズに。
不要なものを溜め込まない身体は、肌の色つやも良く、気分も前向きに。長年抱えている不調さえ、手放すことができるかもしれません。デトックス習慣で心身ともに健康で軽やかになりましょう。
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